ぼくらの(全11巻) あらすじ&感想

こんにちは、波黎ひろみです。

今回は10年前くらいにちょっと話題になった漫画、「ぼくらの」を紹介します。

ぼくらの

作者:鬼頭莫宏
出版社:小学館
出版年月:2004.8〜2009.12


この作品、なんというか…、まぁ、好きなんですが…、
うーん、なんか好きって言いづらい!
しかし鬼頭莫宏さんの作品はほぼ全部持ってるくらいに好きなんですが、なんというかオススメしにくいオススメ作品です。

鬼頭さん分かる方ならきっと分かるはず。笑。


とりあえずあらすじからいきます!


【あらすじ】
ある夏休み。
和久隆たち、15人の少年少女は、学習交流自然学校という名目で臨海学校のようなものに参加していた。
自然学校が始まって一週間後、洞窟を発見し探検することにした隆たちは、その奥で「ココペリ」と称する男性に遭遇する。
ココペリに、「地球を守るために巨大ロボットを操って敵を倒すゲーム」をしないかと誘われた隆たちは、面白半分で契約を交わしてしまうのだが…。

【感想】
鬼頭さんがとある雑誌で「鬼才」と表現されてて凄く納得しました。
素直に称賛するには鋭利過ぎるんですね。

この方の持ち味といえば、なんと言ってもあのやるせない読後感です。(褒めてる)
鬼頭さんの漫画は、まぁよく人が死にます。
人があまりにたくさん死んでいく漫画は、私はあまり好きではないのですが…
なぜか鬼頭さんの漫画は読んでしまいます。

なぜなのか考えたのですが、多分全てのキャラクター達(モブで死んでいく人も含めて)に、作者が感情移入して描いてるからかなーと思っています。
だからというか、もう、本当なんかやるせない。
「ぼくらの」はその代表例で、死んでいく一人一人の生き様が描かれていきますね。
なんでそんな苦しい漫画読むんだと自分でも思いますが、キャラクターの(鬼頭さんの?)哲学感に触れたいからなんだと思っています。
逆に哲学に興味なかったら、読んでも苦しいだけなんじゃないかな。
どうなんだろう。
他の楽しみ方あるんでしょうか。

と、色々難解な作品なのですが、エヴァとか聲の形とか好きな人はもしかしたら好きかもしれません。
このやるせなさも、なんか癖になってきます(M)
興味ある方はチラ見してください!


読んでいただきありがとうございました!

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