道士郎でござる(全8巻) あらすじ&感想

こんにちは、波黎ひろみです。

今回は「今日から俺は‼︎」などでお馴染みの西森博之さんの作品です。
この方の作品は好きで大体全部読んでいるのですが、敢えてこの辺を紹介してみます。

結構前の作品ですが、個人的にノリが一番好きで、ハマった作品になります。

道士郎でござる

作者:西森博之
出版社:小学館
出版年月:2004.9〜2006.3


【あらすじ】
3歳の時に、父親と共にアメリカのネバダ州へと姿を消した道士郎。
12年後、日本の母親の元に帰ってきた。
日本への強い憧れから色々と勘違いしまくっている道士郎は、それでも自分の道を突き進んでいく。
とりあえず、目標は仕える主を探すこと!
ごく普通の高校生、小坂健介を巻き込み、波乱の高校生活が幕を明ける。

【感想】
西森さんといえば不良×一般人のお話のイメージが強いですが、こちらの作品も例のごとく西森イズムが炸裂しています。
周りの人達に対する道士郎の無双っぷりには快感を覚えます。
VS不良を描かせるならやっぱり西森さんですね。

基本ギャグ漫画だと思うのですが、 道士郎のキャラがなかなか突き抜けているので、ギャグとしてもクオリティが高くなっています。
道士郎、ぶっ飛んでるけど間違ったことは言ってないので、爽快感があります。
それに加え、健介の成長に惹き付けられます!
健介、最初は本当にただの(小物感のある)普通の高校生なのですが、道士郎に引っ張られるように精神的に成長していく様が見ていてグッときます。
健介の成長と、道士郎の無双が見たくてどんどん読み進めてしまいます。

あと、ヒロインのエリカが可愛いです。
見た目が一見ヤンキー風ですが、中身は違うという王道設定で、影がある感じにときめきます。
そしてそれを1人分かってる健介という構図がいいです。

最後は余韻を残す感じで終わっていて、最後まで描き切った!という感じとは違っていますが、変にどこまでも描いて間延びするよりいいんじゃないかと思っています。
もともとコミカルなマンガですしね。

数々の事件を乗り越えていく展開に引き込まれ、最後まで楽しく読めました。

クスリと笑えて、爽快な読後感の漫画をお探しの方、オススメです!


読んでいただきありがとうございました!

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA