約束のネバーランド(全20巻) あらすじ&感想

こんにちは、波黎ひろみです。

今回は約束のネバーランドをレビューします。

約束のネバーランド

作者:白井カイウ/出水ぽすか
出版社:集英社
出版年月:2016.12〜2020.10


鬼滅の刃と同時期くらいにヒット、アニメ化し、同時期くらいに終了した作品です。
鬼滅が盛り上がりすぎて少し割を食った感じもありますかね?
初期は鬼滅よりこちらの方が話題になっていた気もします。

こちらもなかなか良い作品だったと思います!


【あらすじ】
様々な孤児を集め、特殊な勉強で育成し、6歳から12歳までの間に里親に送り出すという活動をする孤児院・グレースフィールド。
そこでは、白い服を着た子供達が、「ママ」を慕い、規則正しく幸せに暮らしていた。
そこで育った、最年長の11歳であるエマは、同い年のノーマン、レイのとともにテストで毎回フルスコアを出す優秀な子供だった。
ある日、里親に出された子供の忘れ物を届けに、近付く事を禁じられている門へと向かったエマとノーマン。
そこでエマ達は、孤児院の衝撃の事実を知る事になるのだった。

【感想】
冒頭、明るく幸せそうな孤児院の風景から、じわじわと何か異質だと思わせる演出に引き込まれます。

基本的には頭脳戦のような、騙すか騙されるかのような駆け引きで進んでいきます。
ですが、主人公のエマが純粋で裏がない感じなので、そんなにギスギスはしていません。
そのぶんノーマンとレイがなかなか食わせ者なので、バランスが良いです。

ざっくり1部と2部に分かれており、1部の方だけ見ると脱出ゲームの様相を呈しています。
2部からは少し雰囲気が変わりますね。
1部のような頭脳戦を期待して読むと2部からは少し違ってきてしまうので脱落する人も多いようです。(ちなみに私も1部の方が好きです・笑)
2部からは世界的な話…鬼の世界の仕組みや人間との関係性の話になってくるので、エマの目的である「世界を変える」を達成するには必要不可欠な話となっています。
ちょっと政治的な要素もありますね。

途中から鬼がたくさん出てきますが、この漫画の鬼はなんというか、スタイリッシュです。
作画の出水ぽすかさんの持ち味ですね。
気持ち悪さというよりは、怖さが際立ったデザインになっているのが印象的です。

果たしてエマは世界を変えることが出来るのでしょうか? 壮大なお話ですが、最後は綺麗にまとまっていたと思います!


読んでいただきありがとうございました!

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